アートネイチャー50年の歴史
アートネイチャーは創立から50年を迎えました。髪のお悩みを抱える方、もっと若々しく美しくなりたい方など、お客様の様々なご要望にお応えし、数々の革新的な技術や商品を世に生み出してきました。総合毛髪企業のパイオニアとして毛髪業界を先導してきたアートネイチャーの50年の歩みを振り返ります。
個人商店としてアートネイチャーを創業
東京わずか4坪からの挑戦
ビートルズ来日に沸く1966年6月、東京・麹町の雑居ビルに事務所を兼ねた相談室を開設。事務所と相談室を合わせて4坪というわずかなスペースだった。
株式会社アートネイチャー誕生
1967年6月、オーダーメイド専門の男性用ウィッグを扱う会社として、株式会社アートネイチャーを設立した。
(写真)毛髪に悩むお客様から寄せられた相談の声
3坪からの大阪進出
大阪最初のオフィスは、牛丸町(現: 芝田町)にあるビルの3階。東京に負けず劣らず、3坪という大きさだった。少ない運転資金から新聞に小さな広告を出すと徐々にお客様の数が増えはじめた。「積極人間をつくる」「100%完璧―超自然毛髪―」などの独創的で刺激的なコピーは、多くのお客様に共感され、アートネイチャーの知名度は急激に高まっていった。
理容室を備えた東京本社ビルが竣工
会社設立2年後の1969年、東京・代々木に4階建ての本社ビルが完成。ビルの内部には理容室、相談室、事務室などを備え、カウンセリングから製造、アフターサービスまでを一貫して提供できる体制を整えた。
特殊人工皮膚を独自に開発
分け目、つむじ、生え際などが一段と精巧にできる特殊人工皮膚を独自に開発。この年、大阪・梅田には大阪支社ビルも完成し、関西地区のサービス体制が完備された。以降、福岡、名古屋、札幌、広島、仙台、新潟など、全国主要都市を拠点とした販売体制を確立。日本全国どこでも一貫したアフターサービスが受けられるようになり、アートネイチャーが開いた「男性用ウィッグ」という新しい市場は、急速に全国へ拡大していった。
男性用ウィッグ市場の拡大
70年代に入ると、それまで爆発的なブームだった女性用ファッションウィッグに代り、男性用ウィッグの市場が拡大。アートネイチャーは、確かな技術とサービス、品質、あらゆる面で、他社の追随を許さず、独走態勢を構築した。1970年に日本の人口は1 億人を突破。いわゆる団塊の世代30〜40代が3割近く占め、まさにウィッグに関心のある世代がボリュームゾーンを占めていた。世の中は右肩上がりに邁進。それまで女性の独壇場であった化粧品市場に、初めて男性用化粧品が登場し、男性が自らの身だしなみにこだわり、身なりを整えていく時代。生え際の魔術師といわしめた技術躍進の幕開けでもあった。
特殊人工皮膚と特殊増毛による「アートネイチャー F」を開発
1972年には、ご使用いただいているお客様が10万人を突破し、圧倒的ナンバー・ワンを誇ったアートネイチャー。同年、「アートネイチャー F」を開発。独自開発した特殊人工皮膚と特殊増毛によって、短く刈り込むカットスタイルが可能となり、当時流行していた「スポーツ刈り」 ができることで、一躍話題となった。
男性かつらの革命、トリプル増毛法が登場
段階増毛の元祖ともされる「トリプル増毛法」を開発。 三段階に分けて増毛していくこの技術は、「一度に増やすのではなく、少しずつ自然に生えたように毛量を増やしたい」というお客様の声をヒントに誕生したもの。コマーシャルやパンフレットにも工夫を凝らし、自然に増えていく様子をわかりやすく訴求した同商品は、「男性かつらの革命」とも評され、多くのメディアに登場し、男性ウィッグ市場でアートネイチャーの地位を不動のものにした。
世界初、特殊ピンで装着するウィッグ「マジックタッチ」を開発
世界で初めて、接着剤を使用せず特殊ピンで装着するウィッグ「アートネイチャーマジックタッチ」を開発。小さな部分にも見事にフィットさせることに成功した。後に、2年間のモニター実験を経て、満を持して発表した同商品は、お客様の頭髪状況に合わせて、多様なスタイルが気軽に楽しめるようになった。この頃には、事業の拠点は、東京本社、大阪支社をはじめ全国29カ所に拡大し、海外にも数カ所拠点を持つまでになった。
「ソフトタッチ」などの新製品を続々と開発
画期的な装着法として注目された「マジックタッチ」を改良した「ソフトタッチ」、人工皮膚「NSP」の技術から生まれさらに伸縮性を高めた「ミクロ」を開発。スピーディで安心なワンタッチ着脱やうぶ毛までを植え込む独自のマイニュート植毛法など、アートネイチャーだけが実現し得る特殊技術として話題を呼ぶ。また、基盤となるオーダーメイドウィッグの開発に研鑽しながら、当時若い世代に流行していた髭に着目し、つけ髭「アートネイチャー・ビャード」を開発。ビャードは人気を博し、一時は製造が間に合わない状況となった。
大きな注目を集めたユニークなコンテストを開催
1977年6月22日、新宿・京王プラザホテルで、ウィッグを装着することで、いかにイメージが変わるかを競う「ミスター・イメージチェンジャー・コンテスト」が開催された。全国200人以上の応募者の中から、予選をパスした19名が集結。審査委員の前でウィッグ装着のビフォー/アフターを披露すると、あまりの変身ぶりに周囲からどよめきがあがったという。大きな話題と反響を呼んだコンテストは、後に「ミスターアートネイチャー・コンテスト」として、継続されていく。
国内・国外の販社体制の拡充
増え続けるニーズとお客様によりキメ細かなサービスを提供するため、1976年より全国販社体制を開始し、1980年には、北は北海道から南は九州・沖縄に至るまで販社は10社にまで広がり、相談室の数は本社を含めて国内63カ所・海外7カ所までに拡大。アートネイチャーをはじめとする毛髪業界は100億円産業に発展、さらなる成長過程にあった。
独ウィッグメーカーと技術提携
オーダーメイドウィッグの毛髪素材は “人毛”が一般的だった当時。良質な“人毛”を使っていることは、商品のクオリティーのアピールにもなったが、毛質の個体差のばらつきや、水や紫外線などに弱いという弱点もあった。人工毛の時代を予見したアートネイチャーは、1873年創業の世界有数のドイツ老舗ウィッグメーカーと技術提携し、毛髪素材、増毛法などの共同研究に着手、徐々に進化を遂げていくこととなる。同年、養毛剤「若露」を発売。
人毛から人工毛へ。時代を変えた「アートロン」
幾度もの仕様の変更を重ね、1983年3月、人毛を超えた人工毛「アートロン」を発売。水濡れによる毛がらみを解消し、洗髪後もドライヤーは不要、タオルで水分をふき取り、軽くブラッシングするだけでふんわりとセットが戻るという革命的な製品だった。これにより、毛髪素材は“人毛から人工毛へ”一斉に切り替わっていく。
待望の増毛法「マープ」完成、総合毛髪企業へと始動
「アートロン」発売の翌年、もう一つの革命的製品を発売する。現在に至るまで時代を越えて愛されベストセラーを続ける増毛法「マープ(MRP)」である。医学的再現原理(Medical Reappearance Principle)の頭文字をとった製品の特長は、頭髪構成の原理に合わせ、自毛とウィッグを特殊な糸で結びつけ、1本から数万本までの毛髪を必要な部位に必要な毛量だけ増やせること。ベース素材を使用しない画期的な増毛法は一躍注目を集め、育毛システムの先駆けとなる「フォリアトール」、増毛「ヘア・インテグレーション」の展開と合わせて、総合毛髪企業へと大きく始動していく。
業界の常識を覆した、形状記憶人工毛「アートロン180」
アートネイチャー創業20年を記念する新製品として、究極のクオリティーを有する形状記憶人工毛「アートロン180」を発表。人工毛の進化系「アートロン180」は、現在主流となっているポリエステル系の人工毛を使用し、熱に強く、本来の形を形状記憶するという特長がある。商品名にある「180」は、耐熱温度180℃を表す。それまでのウィッグの耐熱温度は60〜80℃程度が限界だったが、男性用ウィッグで初めて180℃までのパフォーマンスを引き上げた画期的な商品だった。このアートネイチャー独自の商品群は、お客様から圧倒的な指示を受け、爆発的な売れ行きとなった。
自毛を活用した装着技術「ミクロポイント」を発表
総合毛髪企業として歩みだしたアートネイチャーは、画期的商品を続々と発表。自毛を活用した装着技術「ミクロポイント」もその一つである。少ない量でしっかり自毛になじんでボリュームアップを可能にした同技術は、より自然な見た目を実現。現在の製品ラインにも受け継がれている。
繊維タイプの瞬間増毛「アートミクロン」を発売
続いて発表されたのが、増毛・白髪隠しパウダーファンデーション「アートミクロン」。繊維タイプによる瞬間増毛というそのスピーディーな増毛法は、当時の常識を覆すイノベーションとして世間に注目された。
この商品はファンデーションタイプにリニューアルされ、テレビショッピングを中心に売れ続け、累計販売本数が45万本を突破する人気商品だ(2016年3月31日時点)。数々の画期的商品を得て、アートネイチャーは、いよいよ熱気を帯びたバブル経済の時代へと突入していく。
女性用分野への挑戦と研究開発の推進
「レディースアートネイチャー」をはじめに、翌々年に女性のための増毛法「レディース・マープ」を発表。女性用分野への進出を本格的に開始する。時代はバブル景気真っ只中。スポーツやコンテスト、ミュージカルなどのイベントへのサポート活動に取り組む一方、研究開発力と技術力の向上に積極的に取り組んでいく。研究団体「バイオサイエンス研究会」を設立、ウィッグ製作に欠かせない毛根の研究を生物学の観点から開始し、同時に国内外の研究者を一堂に会し「バイオサイエンスシンポジウム」を開催。研究の結果や経緯を広く知らしめた。バブルが生み出す時代の追い風を受け、アートネイチャーは驚異的な成長を遂げていく。
新増毛法「マープエクストラ」発売、本社社屋を新設・移転
女性市場に取り組む一方、男性市場にも新たな毛髪研究から生まれた「マープエクストラ」を発表。東京・渋谷区代々木、明治神宮西参道に面した一角には、アートネイチャー新東京本社ビルが完成。土地面積716.73m2(約217坪)、建物地下2階、地上8階で3,300 m2(約1,000坪)、それまで各所に分散していた事務所や営業所などがすべて統一して収容されるともに、お客様のための理容室や相談室も備えた、まさに本社機能の集中化が実現した。
商品管理・物流の拠点が新潟県村上市に誕生
アートネイチャーの商品物流の要として重要な役割を担う「商品物流センター」を新潟県村上市に設立。新潟には古くから、かつら職人の技術的伝統と豊富な人材があった。同センターは、新潟工場としてスタートし、現在は物流の中でもより専門性が求められるレディース製品の型の手直し、ジュリア・オージェ製品の品質チェックなど、熟練の技術を備えたスタッフが行う品質管理や、各店舗の在庫管理のサポートなど、アートネイチャーの商品管理や物流を支えている。
新毛髪素材「アートロンZ」、新技術「スーパー2000」を発表
“抗菌性形状記憶毛髪”なるキャッチで新たに登場したのは、人工毛のアートロンに抗菌性を付加した新しい毛髪素材「アートロンZ」。同年、つむじから渦巻き状に波紋を描いて成長する、頭髪の構造に合わせて、精巧かつ自然に増毛を施していく新技術「スーパー 2000」も開発された。この技術により、従来の1本、また数十本ずつ増やせるポイント増毛から、一挙に数千本ずつ増やせる多元的増毛が実現。しかも、ポイント増毛の緻密さはそのままということで、スピーディーかつナチュラルな毛髪再生が可能になった。
ステップアップ増毛システム「マープREX」を発売
マープシリーズをさらに進化させた「マープREX」を発表。人によって異なる、さまざまな髪の成長段階に適したスタイルや、毛量を自然に再現することに成功した細やかな増毛システムとして注目を集めた。
ヘア・スペシャリスト養成所「ヘア・アカデミー」開校
研究開発の推進とともに、アートネイチャーは技術の修練にも取り組んできた。「全国技術大会」を開催し、選抜された技術者たちは、自らが勤務する各販社の声援と期待を背負い、日本一を目指してその技術を競い合ってきた。1995年、6年がかりの構想が実現し、ヘア・スペシャリスト養成のための学校「ヘア・アカデミー」を開校。理容・美容のプロによる実践的な技術指導はもとより、毛髪についての基礎知識や育毛法・増毛法、そして接客や商品知識が学べる、ヘアのプロを育てる場が誕生した。
新増毛法で軽量化と自在なスタイリングを実現
新増毛法「スーパーインテグレーション」を発表。直径0.15ミリのモノフィラメント糸をハンドメイドで編み上げた新素材によって、従来比4分の1〜2分の1という軽量化を実現。さらに、クロス構造のベースから自毛を引き出して、増毛部分とミックスしてスタイリングする方法を構築。同時に、10カ所以上の結 着ポイントを設けることによって、より自在なスタイリングを可能にした。
「スカルプケア企業」宣言
自毛を生かすことを原点に、お客様の髪のことを頭皮・毛根のケアから徹底して考えたいという新たな理念を掲げ、その強い思いと責任感を「スカルプ企業へ。」という言葉に託した。同時に、人の身体の自然治癒力を高め、毛髪サイクルを正常にし、一時的ではなく、根本から薄毛を改善しようという「R-01育毛システム」を発表。さらに同年、ストレートネットを採用した、女性用ウィッグ「ピュアライン」も発売。また社会貢献活動の一環として、髪に悩みをもつ子ども達にウィッグを無償提供する「リトルウィング・ワークス」を発足した。
総合ヘアケアシステム「メディキャングロウシステム」を発表
新ポリエステル系人工毛髪「アートマックス」を発表
育毛システム「ヘアコントロールシステムCB-αコース」を発表
女性専用サロン1号店「レディースアートネイチャー銀座サロン」をオープン
毛髪革命「ヘア・フォーライフ(HFL)」を発売
“魅せる”をコンセプトに生まれた革新の毛髪技術を駆使した男性用ウィッグ「ヘア・フォーライフ」。開発のヒントとなったのは、映画などで活躍するメイクアップアーティストの“グラフティング”と呼ばれる特殊技術だった。3年に渡る開発期間を経て、耐久性、安全性を兼ね備えた専用粘着剤「フィックス」、毛髪素材、ベースの開発に成功。これまでのウィッグでは実現できなかった抜群のフィット感、さらに通気性、強度、耐久性、手軽さを兼ね備えた製品が完成した。自毛と変わらない自然感と、自由なヘアスタイリングに、「一度使うと、もう戻れない」と、爆発的なセールスを記録。アートネイチャーの技術の結晶ともいえる「ヘア・フォーライフ」は、現在に至るまで、お客様から圧倒的な支持を得ている。
サロンとホームケアによる育毛システム「R-02育毛システム」を発表
カラーバリエーションが豊富な「Jカラー」を発売
アートネイチャー初の女性用育毛剤「アクアフィータ」を発売
シャンプー等、関連ヘアケア製品をシリーズ化
「HFLプロ」「HFLパーシャル」「HFL DSL」に全頭型対応の「HFLエクストラ」を加え、新たに「ヘア・フォーライフコレクション」として展開
新時代の女性用ウィッグ「セレア」を発売
「軽くて、まるで自分の髪のようなウィッグ」をコンセプトに、女性が開発した女性のためのオーダーメイドウィッグ「セレア」が誕生。最大の特長は、オールシングル植毛による自毛感覚とフラット縫製・微細な六角ネットによるフィット感。そして新たに採用した新素材の分け目「セレア AIR」は、通気性・軽さ・薄さ・自然さなどのさまざまな点で、これまでにない分け目を実現。シニア世代から多くの支持を集め、また百貨店などで開催する展示・試着会が便利さと気軽さから高評価を得て、売り上げを驚異的に伸ばしていった。
新育毛システム「スカルプ・ヘアケアシステム」を発表
フランス海岸松の樹皮エキスを使ったヘアローションなどによる「スカルプ・ヘアケアシステム」を発表した。
業界初「3D型取りシステム」を導入
2006年、商品の開発だけでなくこれまで頭部の型を取るために樹脂シートを温めて使用する「モールダー」から、業界初の「3D型取りシステム」を開発。翌年全店に導入された。これにより店舗から直接工場へ頭部のデータを転送できるようになり、大幅な納期短縮を実現した。
女性用ウィッグ「セレアヴァリエ」を発売
男性用ウィッグ「ヘアフォーライフヴァリオ」を発売
ジャスダック証券取引所に株式を上場(2月14日)
2007年2月14日、アートネイチャーはジャスダック市場に上場を果たした。証券コード7823、初値は7000円を付けた。この日行われた記者会見では、上場の経緯や今後のビジョンをご説明。列席した記者による活発な質疑応答も行われ、会場は熱気に包まれた。
「セレア」にお客様の声から生まれた新ラインが登場
女性用ウィッグ「セレア」シリーズに新たなライン「セレアプラチナ」が加わった。「セレア」誕生から貫いてきた姿勢は“ウィッグをご愛用いただいている方の声を何よりも大切にすること”。フロント部分がよりフィットする商品が欲しいというお客様の要望に応えるべく開発はスタートした。試行錯誤を重ね、業界初の新技術“いせこみ”により髪との一体感を実現した「セレアプラチナ」は、大ヒット商品となった。この後も、「セレアエリートライン」(2008)、「セレアルミエール」(2008)、「NEWセレア」(2009)と続き、アートネイチャーの女性用ウィッグシリーズを牽引する。
株式会社カイゲンとの共同開発によるサプリメント「King of Konbu®」発売
社会貢献活動の一環として乳がん検診の啓蒙活動「ピンクリボン運動」への支援を開始
「ヘア・フォーライフ アルトナ」発売
ファッションウィッグ「ジュリア・オージェ」登場
「セレア」のヒットを受けて、これまであまり扱ったことのなかった既製品のレディースファッションウィッグ「ジュリア・オージェ」ブランドを開始。上質な美しさを求める大人の女性のためのウィッグをコンセプトに、1号店を東京・池袋にオープンした。翌年には、ジュリア・オージェ新ブランド「エミュウ」が発売となる。
フィリピンで新工場操業開始、本格的に海外展開が加速
アートネイチャー マニュファクチャリング フィリピン社(ANMP)が運営する新工場が操業開始。フィリピンをはじめとするアジア諸国に生産拠点を整備し、後に、中国(2011〜)やシンガポール(2012〜)、マレーシア(2014〜)などに新たな販売網を築いて販路を拡大していくこととなる。
女性用ウィッグの新ブランド「プリマドンナ」発売
オーダーメイドウィッグ「セレア」のヒットに続き、新60世代に向けた女性用ウィッグの新ブランド「プリマドンナ」が発売。同シリーズは人気を博し、第2弾「プリマイルミナ」(2009)、第3弾「プリマモエミ」に引き継がれていく。
ジュリア・オージェから医療向けウィッグ「ANCS(アンクス)」発売
株式会社東洋新薬との合弁会社、株式会社ビューティーラボラトリを設立
楽天市場、Yahoo!ショッピングにオンラインショップをオープン
国内子会社 株式会社MJO設立
既製品を中心とした、求めやすい価格帯の製品を扱う男性用増毛商品専門店MJOがオープン。従来とは異なる客層をターゲットに営業を開始した。
女性用ウィッグ「ヌードファイン」発売
“おとなの髪の悩みを解決”というキャッチで、前髪が少ない、つむじのあたりをカバーしたいという特化した悩みを解決すべく誕生した「ヌードファイン」。最も大きな一つ目の特長は、額につけると透明になるという新発想の“ヌードフロント”。額に直接フィットして、素肌と一体化し、自然な生え際を再現した。二つ目の特長の“グラマラス植毛”は、後頭部の髪が根元から立ち上がるように植毛されており、時間が経ってもつぶれない。そして三つ目は、ベースの形状や周囲に施したオリジナル縫製。柔らかなつけ心地と自然さを実現した。
新増毛「マープ ナチュレ」発売
ヘア・フォーライフと並ぶ主力商品マープは、新シリーズ「マープ ナチュレ」「マープクロス」を2011年に続けて発売。かつらでもない植毛でもない増毛技術を無料増毛体験とともに訴求し、好評を得た。
「ヘア・フォーライフ ヌーダプレミアム」発売
女性用ウィッグ「ヌードファインマジック」発売
新増毛「マープソニック」発売
2012年3月には短時間でより多くの増毛を可能にする「マープソニック」を市場に投入。発売に先立ち、全国各地で勉強会も開催、万全の体制でのお客様対応に備えた。同商品は、新規・ リピートともに好調に推移して、売上高の向上に貢献した。
女性用ウィッグ「ヌードファインクリア」発売
国内子会社 株式会社AN友の会を設立
ANシンガポール社を設立
スカルプケア商品「ラボモ スカルプアロマ」シリーズを発売
髪への美しさにこだわったスカルプケア商品「ラボモ スカルプアロマ」シリーズが登場。中でも、白髪用ヘアカラートリートメント「スカルプアロマヘアカラートリートメント」は、テレビ・ネット通販でブレイク。テレビ通販では1日に10万本を売り上げるという驚異的な記録を打ち立てている。
「ヘア・フォーライフSEED(シード)」発売
東京証券取引所市場第一部に市場変更(12月9日)
百貨店向け新業態1号店を熊本・鶴屋百貨店内にオープン
自分らしく年齢を重ねながら輝きつづけたいという大人の女性の願いに応えるため、ウィッグをおしゃれのキーアイテムと捉え、上品かつ手軽になりたいヘアスタイルを叶えるとともに、ヘアケアも含めた次のトレンドやライフスタイルを発信する新業態のウィッグショップ「マリー・ボーテ」をオープン。
クセ毛・うねり髪用ヘアトリートメントを発売
ANマレーシア社を設立
芸能用かつら製造・販売会社の株式会社アート三川屋を設立
女性用オーダーメイドウィッグ「フォルテローザ」発売
アートネイチャーカンボジア社(ANKH)が運営する新工場が操業開始
女性用オーダーメイドウィッグ「ふわりなでしこ」発売
2015年の秋冬モデルとして、新商品「ふわりなて゛しこ」を発売。翌年「ふわり なて゛しこ ララ」へと進化し続けている。
新増毛商品「マープライブ」発売
日本初の“クローバー構造(三つ葉断面)”人工毛髪を採用した「マープライブ」を発売。“クローバー構造”は、従来の断面形状が丸型のものより、毛髪同士が束になりにくく、自毛と自然になじむ特性がある。ハリコシがあり、1本1本が太いため、少ない量でも自毛をしっかり支えて、ふんわりとボリュームアップさせることができる。
新増毛商品「ラピーダ レヴォ」発売
女性用増毛商品「ビューティアップ」発売
レディースアートネイチャー初のエクステラインとなる「ビューティアップ」が誕生。40代の女性層に向けた「ちょっとプレミアムなエクステ」をコンセプトに、欲しいところに欲しい分だけ、自分の髪を生かして1本1本増やせることを特長とし、 ボリューム別に、生え際を増やしたい、地肌の透け感が気になるなどに対応する4つのタイプがある。
女性用オーダーメイドウィッグ「ふわりなでしこララ・ボーテ」発売
新増毛システム「4DM(フォーディーエム)」発売
美容機器メーカーのヤーマン株式会社と業務提携
2016年、新しい展開として美容機器メーカーのヤーマン株式会社と業務提携、コラボ商品の販売を開始している。チャレンジの歴史は、これからもページを積み重ねていくだろう。