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頭皮の皮むけ・フケはなぜ起こる?その原因や対処法について紹介

監修者紹介

佐藤明男

佐藤明男
東京メモリアルクリニック理事長

さとう美容クリニック院長, 北里大学医学部客員教授, 日本形成外科学会専攻医, 日本臨床毛髪学会理事, 日本先進医師会特定認定再生医療委員会委員長, SKIファーマ株式会社副社長
頭髪に関する内科治療と外科治療まで幅広く実践し、毛髪研究、教育も積極的に行っている。

「なぜか頭皮がむける」「フケがひどい」
このような悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。頭は目立つ部位のため、皮むけやフケの症状が気になりやすいです。

今回は頭皮の皮むけやフケについて、原因と対処法を解説していきます。頭皮にできるかさぶたやかゆみが起きる病気についても紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

頭皮はそもそも剥けるもの

(出典:(1)ターンオーバー)
(出典:(2)基礎化粧品と皮膚 (Ⅰ) )

頭皮はそもそも自然にむける性質があります。つまり頭皮の皮むけ自体はターンオーバーによる正常な身体反応です。

皮膚表面にある表皮は下層側から順に、以下の層で構成されます。

  • 基底層
  • 有棘層
  • 顆粒層
  • 角層

基底層で生まれた表皮角化細胞 (ケラチノサイト) は徐々に外側の層に移動し、最終的にはフケやアカとなって肌からはがれるメカニズムをもちます。

皮膚が生まれ変わる表皮ターンオーバー (角層ターンオーバー) は、一定のリズムで繰り返し発生する現象です。一般的には基底層から角層までの移動期間が約4週間、角層にとどまる期間が約2週間、合計約6週間の周期で繰り返すといわれています。

ただしなんらかの頭皮トラブルがある場合には、刺激によってターンオーバーが加速し、フケの量が増える可能性があります。

フケの種類

(出典:(3)ふけ)
(出典:(4)フケ抑制剤の評価と開発に関する研究)
(出典:(5)Malasseziaと脂漏性皮膚炎・アトピー性皮膚炎)

フケは乾性フケと脂性フケの2種類に大別されます。

乾性フケは皮膚への接着力が弱く、カサカサした状態です。粒が細かく白いため、襟足や肩口などに落ちると目立ちやすいです。

一方の脂性フケは粘り気や湿気があり、黄色く大きいのが特徴です。粘度があるため、肩口に落ちず髪の毛や頭皮に残るものも多いでしょう。

頭皮がむける量が多くなりすぎるのはなぜ?原因は?

頭皮の皮むけやフケが目立つようになる原因は、以下の通りです。

  • 頭皮が乾燥しているから
  • 頭皮の皮脂の分泌が過剰
  • 常在菌の増殖
  • 夏の紫外線
  • ストレス

それぞれ詳しく解説していきます。

頭皮が乾燥しているから

(出典:(6)ふけ)
(出典:(7)フケ抑制剤の評価と開発に関する研究)

頭皮が乾燥している場合には、頭皮がむけやすくなりフケが増える可能性があります。秋口から冬場の空気が乾燥している時期や、肌トラブルで頭皮の水分保持量が少ない場合には、頭皮のターンオーバーが加速すると考えられるためです。

乾燥が原因となっている場合には、白く細かい乾性のフケが増加する傾向があるようです。

頭皮の皮脂の分泌が過剰

(出典:(8)ふけ)

頭皮の皮脂が過剰分泌している場合にも、頭皮がむけてフケが増える可能性があります。遊離脂肪酸や過酸化脂質による肌刺激が起こることで、肌のターンオーバーが速まるためです。

皮脂分泌が活発な場合には、皮脂を吸収した黄色の脂性フケが増えると考えられます。

常在菌の増殖

(出典:(9)Malasseziaと脂漏性皮膚炎・アトピー性皮膚炎)

マラセチア菌をはじめとした常在菌の異常な増殖も、頭皮の皮むけやフケの増加につながります。常在菌のバランスが崩れて肌環境が悪化すると、頭皮に炎症が起こり表皮のターンオーバーが速まるためです。

常在菌は皮脂の過剰分泌が起こると一気に増殖します。常在菌のエサとなる皮脂が豊富になることで、繁殖が進むためと考えられます。

夏の紫外線

(出典:(10)日焼け止めの科学)
(出典:(11)サンタン)

夏の紫外線でも頭皮の皮むけが増加します。

紫外線には皮膚の内部にダメージをもたらすUV‐Aと、表皮にダメージを与えるUV‐Bがあります。UV‐Aは一時的な日焼けや表皮の色素沈着を、UV‐Bはメラノサイトを活性化し長期的な日焼けの症状を引き起こすのが特徴です。

UV‐Bによる日焼けが発生すると、皮膚は水分を失い、表皮の肥厚やターンオーバーの加速、皮膚の皮むけが発生します。これは紫外線から体を守る肌の防御反応の一種です。

日焼けした肌は10~20日ではがれ落ちるのが一般的といわれています。

ストレス

(出典:(12)若年女性の肌状態と栄養素等摂取,代謝, 自律神経活動の関連)
(出典:(13)ターンオーバー)
(出典:(14)ストレスによる免疫能の変化と脳・免疫連関)

過剰なストレスでも頭皮の皮むけが増加する可能性があります。

ストレスは皮膚のバリア機能に悪影響を及ぼすといわれています。角層が外的刺激からのダメージを受けやすくなると、ターンオーバーの乱れや皮むけが起こりやすくなると考えられるでしょう。

またストレスは自律神経や内分泌系、免疫系にも悪影響を及ぼすため、アレルギーをはじめとした肌トラブルにつながる恐れがあります。

頭皮の皮むけへの対処法

頭皮の皮むけへの対処法は以下の通りです。

  • 正しいシャンプーを心がける
  • 食事の栄養バランスに配慮する
  • マッサージや運動で血流を改善する
  • 生活習慣を改善する
  • 紫外線対策を行う

具体的に解説していきます。

正しいシャンプーを心がける

(出典:(15)低刺激性プロトタイプシャンプーの頭部皮膚疾患患者における使用評価—頭部皮膚疾患患者を対象とした臨床試験—)
(出典:(16)教育シリーズ:皮膚をみる人たちのための化粧品知識 洗浄料とその作用)
(出典:(17)化粧せっけん及びヘアシャンプーの泡立ちとソフト感)

頭皮の皮むけやフケが気になる人は、正しいシャンプーを心がけましょう。シャンプーで肌にダメージをもたらす酸化した皮脂を取り除き、頭皮を清潔に保つことが重要です。

頭部はとくに皮脂分泌が活発な部位です。過剰な皮脂を放置すると、常在菌が繁殖して皮むけやフケなどの皮膚トラブルを招きやすくなります。

ただし頭皮や髪の洗いすぎにも注意が必要です。過度な洗髪で皮脂を落としすぎると、天然保湿因子やラメラ構造など皮膚のバリア機能に悪影響を及ぼします。頭皮が乾燥し、外的刺激が伝わりやすくなるため、皮むけトラブルにつながる可能性が高まります。

まずはシャンプーの頻度を見なおし、頭髪の洗い残し・洗いすぎを避けましょう。

お湯の温度に気を配るのも大切です。高温のお湯は皮脂を過剰に落とし、乾燥を招きます。一方低温すぎると洗浄成分の界面活性剤が肌に残りやすくなり、皮膚刺激につながります。

アミノ酸系やベタイン系など、肌にやさしいとされる成分を含むシャンプー剤の利用も有効です。

正しいシャンプー方法について詳しく知りたい方は、以下のリンク先記事も参考にしてみてください。

合わせて読みたい

頭皮に優しいヘアケアの基本!正しい洗髪方法をマスターしよう!

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食事の栄養バランスに配慮する

(出典:(18)e-ヘルスネット たんぱく質)
(出典:(19)食品表示基準における栄養機能食品とは)

頭皮の皮むけやフケが気になる人は、食事の栄養バランスにも配慮しましょう。髪や頭皮は摂取した食べ物をもとに作られるため、栄養が偏れば皮膚トラブルを招きやすくなります。

まずは皮膚の生成に欠かせないタンパク質をしっかり摂取しましょう。そのうえで皮膚の健康維持をサポートする以下の成分が含まれた食材を、積極的に摂るのがおすすめです。

  • n-3系脂肪酸(オメガ3系脂肪酸)
  • 亜鉛
  • ナイアシン
  • パントテン酸
  • ビオチン
  • ビタミンA
  • ビタミンB1
  • ビタミンB2
  • ビタミンB6
  • ビタミンC

食事だけではどうしても栄養が偏りがちな人は、サプリメントの利用も検討しましょう。

マッサージや運動で血流を改善する

(出典:(20)地肌マッサージの頭皮への作用)
(出典:(21)顕微鏡血流観察による有酸素運動前後の毛細血管血流速度の定量)

どんなにバランスよく栄養を摂取したとしても、血行が悪ければ頭皮に栄養分が行きわたりにくくなります。血行を促進するには、頭皮マッサージや適度な運動がおすすめです。

頭皮をマッサージする場合は、指の腹で頭皮を軽く圧迫します。数分程度のマッサージで、効率的な血行促進が期待できます。

運動をする場合は、筋力トレーニングのような無酸素運動よりもジョギングのような有酸素運動がより有効です。有酸素運動には毛細血管の血流を促進し皮膚温度を高める効果があるとされます。

頭皮の健康に配慮し、運動やマッサージを上手に取り入れましょう。

生活習慣を改善する

(出典:(22)解説特集 睡眠の生体計測技術 睡眠関連ホルモンの計測)
(出典:(23)男子大学生における夜間睡眠の乱れと自律神経系活動の関係)
(出典:(24)e-ヘルスネット 快眠と生活習慣)
(出典:(25)e-ヘルスネット ニコチン)

生活習慣の改善も頭皮の皮むけやフケ対策に有効です。

まずは睡眠をしっかり取るよう意識しましょう。睡眠中は成長ホルモンの分泌が促進されるため、摂取した栄養分をもとに頭皮の補修が進みやすくなります。

睡眠の長さだけではなく、睡眠の質も大切です。寝ている途中で目が覚めると成長ホルモンの分泌量が減少するため、熟睡できるよう配慮しましょう。

たとえばコーヒーやチョコレートに含まれるカフェインには覚醒作用があるため、敏感な人は寝る5~6時間前から摂取を控えるのが無難です。また就寝前の飲酒は寝つきをよくしますが、途中で目を覚ましやすくなるためおすすめしません。

喫煙も頭皮に悪影響を与えます。タバコに含まれるニコチンには血管を収縮し血流を悪化させる作用があるため、禁煙するか、できる限り喫煙量を抑えましょう。

紫外線対策を行う

(出典:(26)日焼け止めの科学)

頭皮の皮むけやフケを抑えたい人は、紫外線対策を行いましょう。

紫外線は体内の活性酸素を増やす原因のひとつです。活性酸素が増えすぎるとDNAの破壊やタンパク質の変性のみならず、タンパク質の合成をサポートする酵素の働きも弱まり細胞機能が徐々に低下していきます。

紫外線によるダメージが皮膚に蓄積することで、肌の老化を加速させるといわれています。

外出時には帽子や日傘、日焼け止めスプレーを利用し、積極的に頭皮の紫外線対策を行うのがおすすめです。とくに春先から夏にかけての季節や10時から14時頃の時間帯は、紫外線量が増加するので注意しましょう。

頭皮にはかさぶたができることもある、その原因は?

頭皮の皮むけと同時に、かさぶたができているケースも少なくありません。なんらかの皮膚トラブルでかゆみが生じ、患部をかきこわすことでかさぶたができるためです。

この章では頭皮のかさぶたについて、以下の原因や注意点についてまとめます。

  • 頭皮の皮膚炎
  • 寄生虫 (アタマジラミ)
  • 早期の治療を

それぞれ詳しく解説していきます。

頭皮の皮膚炎

(出典:(27)皮膚に生じる異常、増殖病変、色の変化の記述)
(出典:(28)皮膚炎の概要)
(出典:(29)かゆみ)
(出典:(30)痒みに関する脳機能イメージング研究の展開)

頭皮の皮膚炎が原因で、かさぶたができる場合があります。アトピー性皮膚炎や脂漏性皮膚炎などが代表的な疾患です。

多くの皮膚炎では患部が赤くなり、かゆみの症状が現れます。かゆみを和らげようと患部をかいてしまい、かけばかくほどかゆみが悪化する負のスパイラルに陥ることも少なくありません。

何度も患部をかいた結果、皮膚が傷ついてかさぶたができます。場合によっては患部に二次感染が広がることがあるため注意が必要です。症状が慢性化すると、患部の皮膚が厚くなる苔癬化 (たいせんか) が起こる可能性もあります。

皮膚炎の治療にはかゆみを抑える抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬が用いられます。同時にドライスキンや汗に対するケアを行うのも大切です。

寄生虫 (アタマジラミ)

(出典:(31)シラミ症)

寄生虫であるアタマジラミへの感染も、頭皮にかさぶたができる一因です。

シラミに寄生されると強いかゆみの症状をともなうことが多いため、かきこわした患部にかさぶたができることがあります。

シラミは宿主の血を吸うことで栄養分を摂取しています。人間に寄生するシラミはアタマジラミ・ケジラミ・コロモジラミの3種類で、頭皮や毛髪に寄生するのはアタマジラミです。アタマジラミは静電気や風に乗って外に飛び出すこともあり、衛生状態や社会経済的地位に関わらず誰でも寄生される可能性があるのが特徴です。

ケジラミはおもに陰毛に寄生しますが、あごや口周りヒゲやまつ毛など顔面の毛に寄生することもあるといわれています。

コロモジラミは人間に直接寄生はせず、衣服や寝具に寄生します。コロモジラミは発疹チフスや回帰熱などの重い病気を媒介する危険性もあるため、とくに注意が必要です。

早期の治療を

かゆみの症状を感じたら、必要に応じて医師の診断をあおぎましょう。かゆみを放置すると患部をかきむしってしまい、皮膚が傷つくことでかさぶたができる可能性があります。

かゆみが起こる原因には、皮膚炎や寄生虫などさまざまなものが挙げられます。素人判断では適切に対処するのが難しい場合もあるため、気になったら早めに治療を開始するのがおすすめです。

肌ダメージが蓄積してしまうと、頭皮の皮むけやフケも生じやすくなるため注意しましょう。

頭皮にできるかさぶたについて、原因と対処法をもっと詳しく知りたい人は以下の記事もご一読ください。

合わせて読みたい

頭皮にかさぶたができる原因と対処法

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頭皮に痒みが生じる代表的な疾患

頭皮にかゆみが生じる代表的な疾患としては、以下のものが挙げられます。

  • 脂漏性湿疹とは
  • アトピー性皮膚炎とは
  • 頭皮白癬とは

それぞれの病気について具体的に説明していきます。

脂漏性湿疹とは

(出典:(32)皮膚炎)
(出典:(33) 脂漏性皮膚炎)
(出典:(34)Malasseziaと脂漏性皮膚炎・アトピー性皮膚炎)

脂漏性湿疹とは頭や顔など皮脂分泌が活発な部位に炎症が起こり、かゆみやフケが生じる病気です。乳児期に発生しやすい特徴がありますが、思春期以降に発症して慢性化する場合もあります。

脂漏性湿疹の原因ははっきりわかっていません。関係が示唆される事柄としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 皮脂・内分泌系・ビタミン代謝の異常
  • 常在菌であるマラセチア菌の異常増殖
  • 生活環境
  • ストレス

脂漏性湿疹の治療に用いられる薬剤は以下のとおりです。

  • 外用ステロイド剤
  • 非ステロイド系消炎外用薬
  • 2%ケトコナゾールクリーム外用薬

即効性の有無や副作用の現れ方などが異なるため、医師の診断をあおぎ適切に処置するのが肝要です。

アトピー性皮膚炎とは

(出典:(35)アトピー性皮膚炎診療ガイドライン 2021)
(出典:(36)アトピー性皮膚炎 (湿疹) )

アトピー性皮膚炎とは皮膚に生じる炎症性の疾患で、症状の悪化と改善を慢性的に繰り返す点が特徴的です。湿疹が発生する部位は左右対称であり、年齢によって発症しやすい部位が異なります。体質や遺伝的な皮膚バリア機能の異常など、複合的な要因で発症すると考えられています。

アトピー皮膚炎の主な治療薬は、コルチコステロイド外用薬や抗ヒスタミン薬です。症状によっては紫外線療法を検討する場合もあります。

アトピー肌は外的刺激を受けやすいです。日常生活ではかゆみにつながる刺激物を排除したうえで、保湿を心がけるなどの対処が必要です。

たとえばウール製品や発汗、温熱、一般的な石鹸などは、アトピー肌の刺激になる可能性があります。また精神的ストレスや食事、飲酒などにも配慮しなければなりません。

頭皮白癬とは

(出典:(37)しらくも (頭部白癬) )

頭皮白癬とは真菌である皮膚糸状菌が頭皮に感染する病気です。頭皮白癬は「しらくも」とも呼ばれ、うろこ状に乾燥した斑や部分的な脱毛症状が特徴です。

頭皮白癬になると、かゆみやフケの症状が現れることがあります。また禿瘡 (とくそう) と呼ばれる状態になると、痛みを伴う炎症性の腫れが生じることもあります。

頭皮白癬の治療法としては抗真菌薬の内服が一般的です。子どもは抗真菌薬クリームと硫化セレンシャンプーを併用します。成人も場合によっては硫化セレンシャンプーを利用します。

炎症がひどいケースでは、短期的なコルチコステロイドの利用も選択肢のひとつです。

頭皮白癬は人に伝染する病気のため、感染を広げない配慮が必要です。

まとめ

頭皮の皮むけやフケは肌の乾燥や過剰な皮脂分泌、肌ダメージなどが原因で起こります。頭皮の清潔と保湿に努めつつ、栄養バランスや生活習慣への配慮が肝要です。

頭皮に炎症やかゆみが生じると、かさぶたをはじめとした頭皮トラブルに発展するケースもあります。気になる人は、早めに医師の診断をあおぎましょう。

文献

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33). 日本医真菌学会雑誌 40巻 (1999) 2号
35). 日本皮膚科学会雑誌:131 (13),2691-2777,2021 (令和3)
36). MSDマニュアル
37). MSDマニュアル

監修者紹介

佐藤明男

佐藤明男
東京メモリアルクリニック理事長

■ プロフィール
1957年新潟県生まれ。北里大学医学部卒業。
1998年、厚生省(当時) 高度先進医療推進事業でオックスフォード大学医学部客員研究員として英国に国費留学し、帰国後、東京メモリアルクリニック・平山副院長を経て院長に就任。医療法人TMC理事長を兼任。これまで10,000人を超えるAGA(男性型脱毛症)患者を治療してきた実績を持つ、頭髪治療の第一人者。
■論文・出版情報
2007年 『医療的育毛革命』
2009年 『なぜグリーン車にはハゲが多いのか』

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