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育毛と発毛の違いとは?おさえておきたい20のANSWER

2023.02.28

「育毛」と「発毛」の違いをご存知でしょうか。混同している人も多いと思いますが、じつは育毛と発毛では目的や効果が違います。違いを理解し、自分にあったヘアケアを実践しましょう。

#20のANSWER

01 育毛と発毛の違い

「育毛」とは、その名の通り、今生えている自毛をケアして、健やかでしっかりした髪に育てることです。一方、「発毛」は、髪が抜けてしまった毛穴に新しい髪を生やしていくことをいいます。

02 健康は髪を育てる「育毛」とは

髪が細く抜けやすいと、薄毛の原因になることもあります。今生えている自毛を太く、抜けにくい、健康な髪に育てることが、薄毛の予防にも繋がります。正しい育毛ケアを実施して、髪に良い環境を整えましょう。

03 新しい毛髪を生やす「発毛」とは

何らかの原因で抜けてしまった髪の毛穴から新しい髪を生やすには、発毛ケアが大事です。抜け毛の原因によっては、発毛剤が効果的な場合もあります。発毛と同時に抜け毛の促進を防ぐので薄毛の改善につながります。

04 あなたに必要なのは育毛?発毛?

薄毛はあまり気にならないけれど、最近、抜け毛が増えてきた、髪にハリやコシがなくなってきたという人は、育毛を。

抜け毛が多く、薄毛が進行していると感じている人は、発毛について考えてみてもいいでしょう。

05 育毛剤と発毛剤のどちらを選ぶ?

育毛剤と発毛剤では、目的や効果が異なります。どちらか良いか悪いかではなく、自分の髪の状態に適したものを選ぶことが大切です。育毛剤は健康な髪を育てるための医薬部外品、発毛剤は生える効果が期待できる医薬品なのです。

06 まずは生活習慣の見直しから

育毛の第一歩は、生活習慣を見直すことです。バランスのよい食事、十分な睡眠と休息、頭皮を清潔に保つこと、

適度な運動、ストレスのない生活が健康な髪を育てます。

まずは髪によいライフスタイルをスタートさせましょう。

07 育毛は頭皮トラブルの予防にも◎

育毛のためのヘアケアは、抜け毛や切れ毛の悩みに役立つだけでなく、フケやかゆみといった頭皮トラブルの予防にもつながります。正しいヘアケアを身につけて、頭皮のコンディションを正常な状態に保つことが大切です。

08 育毛のための正しい洗髪方法

洗いすぎは、皮脂を取りすぎるのであまりよくはありません。

40度程度のお湯で頭皮と髪の汚れを予洗いし、手のひらでシャンプーを泡だて、やさしく洗うと◎。よくすすぐことが大切なので、すすぎ残しがないように洗い流しましょう。

09 ブラッシングは効果あり?

正しいブラッシングは、育毛への効果が期待できます。毛先のもつれをといてから、生え際から頭頂部、次に側頭部から頭全体をソフトにブラッシングします。

髪と頭皮の汚れをとると同時に、頭皮が刺激されて血行を促進します。

10 毛染めやパーマは◎? X?

毛染めやパーマの薬液は頭皮に負担をかけて毛根を痛める場合があるため、皮膚の弱い人や薄毛がある人は特に注意が必要です。短期間のうちに何度も毛染めやパーマを繰り返すのも、頭皮にダメージを与えるので控えましょう。

11 ワックスや整髪剤はよくない?

ワックスや整髪剤は、使いすぎると頭皮を汚してしまうことになるので要注意。

しっかり洗い流すことが大切ですが、念入りに洗いすぎて必要な皮脂を取り去ると、トラブルを招くこともあるので気をつけましょう。

12 お酒やタバコは影響はある?

飲酒や喫煙が髪に悪影響を与えるのかどうかははっきりとしたことが分かっていませんが、飲みすぎや喫煙は体の健康によくありません。髪と頭皮を健やかに保つためにも、飲酒は適量を心がけ、タバコは控えたほうがいいでしょう。

13 育毛剤に期待できることって?

育毛剤は今生えている毛を健康に育てるために、頭皮環境の調整と改善をサポートします。樹木の成長には豊かな土壌が必要なように、髪の成長には健康な頭皮が不可欠です。頭皮環境をよくすることで、より抜けにくい毛を育てます。

14 発毛のヘアサイクルとは

正常な発毛サイクルは、毛が育つ成長期が2~6年と長く安定し、退行期、休止期を繰り返します。

一方、薄毛の人は、毛が太くなる前に抜け落ちるため、成長期の期間が数ヶ月~1年と短く、ヘアサイクルが乱れた状態になっています。

15 発毛に大切な「毛包」って?

髪は表面に出ている毛幹と、頭皮の中に埋もれている毛根から成り立っています。「毛包」は、毛根を包んでいる組織のことで、下の方にはタマネギのように膨らんでいます。発毛や髪の成長には毛根を大きくすることが大切です。

16 薄毛と抜け毛の原因いろいろ

薄毛や抜け毛の原因には、「男性型脱毛症(AGA)」や「円形脱毛症」、病気が原因の脱毛症、薬の副作用による脱毛症などが挙げられます。AGAについては、男性ホルモンによるヘアサイクルの乱れが関わっていることがわかっています。

17 男性型脱毛症(AGA)とは

動物の生存に関与する男性ホルモン「テストステロン」が、髪の成長期を短くする異常な男性ホルモン「ジヒドロテストステロン」に変換されて髪の成長期を短く短縮化します。細く短い状態で抜けてしまうため、抜け毛や薄毛が進行します。

18 発毛剤に期待できることって?

薄毛の原因によっては、発毛剤に含まれる成分が毛包を大きく正常にし、ヘアサイクルの成長期の時間を延ばすことが期待できます。

これにより新しく髪が生え、髪の成長がうながされ、抜け毛の進行を防ぐことができます。

19 発毛剤を浸透しやすくするには?

毛穴に余分な皮脂や汚れがつまっていると効果があらわれにくい場合もあるので、清潔な頭皮に使用しましょう。

市販のピーリング機器やヘッドスパ機器で毛穴の汚れをすっきり洗浄することで、発毛剤はより浸透しやすくなります。

20 悩んだら髪のプロに相談

自分の髪はどういう状態なのか、自己診断だけでは不安な人は、髪のプロに相談してみるのもいいでしょう。

髪や頭皮の状態を診断し、その人にあったヘアケアプランを提案してくれます。

育毛と発毛の違い まとめ

以上が育毛と発毛の違いと正しい知識としておさえておきたい要素の20項目になります。自分がどういう状態で何が必要なのかを理解することが健康な髪になる第一歩です。ぜひ正しい知識をつけて、自分の髪とこれから付き合っていきましょう。

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